2017年12月29日金曜日

さらわれました

夕方のことでした


大判焼を食べ終えた娘がその空いた皿を落として割ってしまいました


娘はおやつのお皿が割れたことに大泣き


私は私でこのあとの掃除のめんどくささと娘のうるささでイライラ


妻は割れちゃったねとそそくさと掃除機を取りに行く(結局妻がやってる)



皿はそこに割れているだけ



そこには数秒前に娘が誤って落としたことやギャンギャンと泣きわめいている娘のこと、さらには住職が一人でイライラしていることとは関わりなく、割れた皿がある、だけ


だけ、なのに人はそこにいろいろなものを頭の中で瞬時に生み出す


100万円の皿が(;゚д゚)
(↑いえ、ニ○リです)

なんで割るんだよ(-_-#)
(↑もう割れています)

いい加減泣き止んでくれ( ノД`)
(↑泣き止むのを決めるのは娘です)



生み出してしまうその前段階のままでいられたら、居続けられたらどんだけ楽に生きていかれるだろう


ふとそんなことが頭をよぎったので備忘録として書き残します



いつの間にもう年末ですね


みなさま、よい年の瀬を✨

2017年12月18日月曜日

気付き

先日、新潟市西堀はイタリア軒にて県内曹洞宗寺院の青年会の臨時総会が行われました。

今期はうちが事務局をしている関係で資料作りや事前打合せなど、普段会うことのない方たちと議論を交わすことができました。

事務局の声がかかったときには受けざるを得ない状況になっていたので、仕方がないという思いでしたが、気持ちを切り替えて仕事に向かい始めると、色々と身につくことが多いのに気付きました。

嫌々やっていたら何も気付かないままだったと思います。

育児でも家族との生活でも檀務でも趣味でもなんでも、真剣に向かうことができれば何かしらの気付きがあることがわかりました。


深刻に生きるのではなく、真剣に生きること。

最近読んだ本で惹かれた一言でした。

言葉にするのは簡単だけど、実行し続けることが中々難しい…


さて、これから同期がトレーナーを勤めるチームの試合を観戦しに東京ドームへ行って参ります。

また、のちほど


写真は懇親会開始前の様子

髪を剃った方々の有り難げ(?)な姿

2017年12月16日土曜日

飼い猫の死

15日の昼過ぎ、7年半連れ添った白猫のシロが亡くなりました

自分がここ北条に来るとほぼ同時に小千谷から連れてきた、ある意味での相方

来たばかりの頃は手に乗るくらいほんとに小さくて、でもそのわりにエサは底無しに食べまくるという大食いさん
あげるだけ食べるということを知らずに、飼い主が日に何度もあげていたということもありますが…

そんなよく食べよく寝てよく遊ぶシロは人が大好きでした

玄関にお客さんがくると自分からお出迎え
散歩でも自分について一緒に歩いたり

そんな自由気ままなシロが野良猫に咬まれ白血病という病気をもらってしまったのが2歳の夏

それを知らずに最近調子が良くないな、と放置していた飼い主

病院に連れていったときには明日まで生きれるかどうかの状態でした

注射を打ってもらい即入院

あとはこの子の生きる気持ちが勝つか病気が勝つかどっちかだな、と先生の診断


どん底から病気を克服してその後の5年間、一緒に居てくれました
まぁそのうちの半分はすぐ近くのある檀家さんの家とお寺を行き来する生活でしたが(笑)

本当に愛嬌のある子でした

そして今日、可愛がってくれた檀家さん夫婦と一緒に穴を掘り、箱にシロを安置し花を添え、線香をあげ、香を焚き、経を読み、手を合わせ、そして土を被せました



シロを一匹残して家を出て遅くまで帰ってこなかったこと

家族が増えて少しずつシロとの時間が減っていってふれ合うことが少なくなってしまったこと

一緒の部屋にいたいのに戸を閉めていれさせなかったこと

粗相をしたときに怒鳴ってしまったこと 


本当に申し訳ない


そしてこんな飼い主とずっと一緒に居てくれたこと


本当にありがとう


シロ、今日でお別れだ

これからは近くから私たち家族を見守っていて下さい



葬儀を無事に終え、少し安らかな気持ちになれたので、書き綴りました