2020年9月6日日曜日

妄想、想像、そして、現実

過去に起きたことを反芻して何度も自身を責め立てることを妄想。

まだ起きていないことに対して期待したり不安になることを想像。

今、起きていることを事実、現実という。

そして、悩みの生まれる種はこの妄想や想像にある。

全ての悩みは対人関係から生まれ、また、全ての喜びも対人関係から生まれる。

逆に言うと、対人関係を絶った人は悩みや心配からは遠ざかることができるが、喜びや愛おしさからも遠ざかることになる。

現実では、悩みや苦しみというものはカタチとして存在せず、自分の中から生まれている(自分が作り出している)ということだ。

元々はなんともなかった、ふと頭の中に浮かび上がってきたものに苦という着色をして、自分でそれを育て上げてしまってはいないだろうか?

それもすでに過ぎ去っているものに対して。

楽に生きるのは、本当に難しい。

私も苦悩と自省の日々だ。

苦しい自分も悩みが止まらない自分も、自分だ。

疲れた人は、自分に

お疲れさま

と伝えてみよう。

みんな、誰も頑張って生きている。

絶対に死んではいけない。

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