過去に起きたことを反芻して何度も自身を責め立てることを妄想。
まだ起きていないことに対して期待したり不安になることを想像。
今、起きていることを事実、現実という。
そして、悩みの生まれる種はこの妄想や想像にある。
全ての悩みは対人関係から生まれ、また、全ての喜びも対人関係から生まれる。
逆に言うと、対人関係を絶った人は悩みや心配からは遠ざかることができるが、喜びや愛おしさからも遠ざかることになる。
現実では、悩みや苦しみというものはカタチとして存在せず、自分の中から生まれている(自分が作り出している)ということだ。
元々はなんともなかった、ふと頭の中に浮かび上がってきたものに苦という着色をして、自分でそれを育て上げてしまってはいないだろうか?
それもすでに過ぎ去っているものに対して。
楽に生きるのは、本当に難しい。
私も苦悩と自省の日々だ。
苦しい自分も悩みが止まらない自分も、自分だ。
疲れた人は、自分に
お疲れさま
と伝えてみよう。
みんな、誰も頑張って生きている。
絶対に死んではいけない。
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