先日、江南区沢海の専門僧堂(曹洞宗より修行道場として認可が下りている寺院のこと)で研修会が行われました
連日の大雪で中止か⁉と思いきやなんとか好天に恵まれ予定通り開催
僧侶の研修会っていうと坐禅とかお経とか習字とか連想されやすいけど、様々な研修があるのです
今回は新潟水俣病についてと、また昨今なにかと話題のマインドフルネスについてもお話し頂きました
45年もの間、新潟水俣病患者に寄り添い戦い続けた旗野先生(ご本人の本職は町の工務店社長さんです)の話は興味深く、その長い間のモチベーションはどのようにして維持してきたのかお聞きしたところ
「自分が楽しむことです」と
続けて「必死にやっていたら回りもいつのまに一緒になって助けてくれていました。若い人たちからの支援もたくさんありました」
「そういう日の夜に呑む酒が本当にんまい!ただ次の日もうまい酒を飲もうとかは考えなかった」
「一日いちにちを過ごしてきての今ですかね」
そうお話しになっている先生の表情はとても豊かで一点の曇りもないのがよくわかりました
思考も行動も前向きに取り組む
それが結果的にうまくいかなくても
佳き一日でした