2018年2月28日水曜日

県曹洞宗青年会研修会@大栄寺

先日、江南区沢海の専門僧堂(曹洞宗より修行道場として認可が下りている寺院のこと)で研修会が行われました

連日の大雪で中止か⁉と思いきやなんとか好天に恵まれ予定通り開催

僧侶の研修会っていうと坐禅とかお経とか習字とか連想されやすいけど、様々な研修があるのです

今回は新潟水俣病についてと、また昨今なにかと話題のマインドフルネスについてもお話し頂きました

45年もの間、新潟水俣病患者に寄り添い戦い続けた旗野先生(ご本人の本職は町の工務店社長さんです)の話は興味深く、その長い間のモチベーションはどのようにして維持してきたのかお聞きしたところ

「自分が楽しむことです」と

続けて「必死にやっていたら回りもいつのまに一緒になって助けてくれていました。若い人たちからの支援もたくさんありました」

「そういう日の夜に呑む酒が本当にんまい!ただ次の日もうまい酒を飲もうとかは考えなかった」

「一日いちにちを過ごしてきての今ですかね」

そうお話しになっている先生の表情はとても豊かで一点の曇りもないのがよくわかりました

思考も行動も前向きに取り組む
それが結果的にうまくいかなくても

佳き一日でした

2018年2月12日月曜日

布施とは

昨日の法事でのこと

施主家の本家さんがおとき前のあいさつで故人の想い出を語った

その中の一言

「亡くなったじいちゃんはよう稼ぐ人でした(仕事でもなんでも一生懸命にこなすの意)。人には優しくしなさい、人から優しくしてもらえるから。人を助けてあげなさい、人から助けてもらえるから。そんなことをよく口にしていました」

身に沁みる話を聴かせてもらった

「求めよ、さらば与えられん」ではなく「与えよ、さらば与えられん」でもなく
「与えよ」という考え

他者から自分に何かが与えられるかどうかは考えず、無条件に相手を信頼し貢献すること

これぞ、本来の布施

自分にできてるか?
改めて問い直してみよう

2018年2月2日金曜日

子育てに、想う

今日は子どもたちが一日不機嫌でよく泣きわめいた日でした

特に夕方から夜にかけてのまぁ激しいこと(涙)
なんでそんなに泣き続けられるの?ってくらいに泣き叫ぶ

自分が赤ちゃんの頃も母や祖母をこうやってうんざりさせてたのかと思うと、これも仕方がないかと無理やりに自分を納得させる

子育てに奮闘している世のお父さんお母さん、もしくはじぃじばぁば、はたまたそれ以外のみなさん、辛かったら辛いって言いましょう

言葉に出すことですこし楽になりますよ

そしてもうひとつ大事なこと

俺、(私)、至らないとこもあるけど、よくやってるよな、と自分で自分を認めて下さい。褒めるのではなく、認めること。とても大切なことだと思います


さて、上の娘をおんぶして一時間半経つけど、まだ、寝ない(苦笑)

坐禅なう

いい天気だ☀

いいと思うのは天気の方ではなく、俺の方

自分の見方が、全てを決定付けているようだ

自分の見方や世界観を変えることの方が、性格を変えるより少しは難易度が低い気がする

さて、続きだ⛄☀

2018年2月1日木曜日

新年会

昨日は普廣寺護持会の地区役員さんとの新年会

酒はそんなに飲めないけど、酒の席はいろんな話が聞けて面白いし、これからの寺作りの参考になりました。寺という小さな共同体でのみ活動していると、どうしても自分の考えだけに固執してしまいがちなので、自分から外に目を向ける必要があると思いました。

先は長いようできっと短い。

頭のなかで考えていることを具体化して、まずは実行に移していきたいです。