2018年7月9日月曜日

笑みのチカラ

新潟もようやく梅雨が明け、予報では今日から晴れが続くらしい

つい先日、まだしとしと雨が降っていた夕方

長女が保育園から帰って来て、いつも通りおやつを食べ終えたころ、急に畑(といってもお遊びレベルの小さなもの)にトマト見に行くーと言い出す

春先に植えたアイコ(←品種名)がだいぶ色付いてきたのを朝、登園する前にちょこっと話したのを思い出したらしい

まぁそんなに強い降りでもないしいいかと一つの傘を二人で持って、境内地にある畑へ

動物のせいだろうか、残念ながらやっと赤くなった3つほどのトマトは地面に落ち、中身を食べられたものが点々としていた

娘はよく理解できていない様子だったので、きっとカラスさんが食べたんだねーとそれとなく教えてあげた

じゃあ帰ろっか、と寺へ戻る途中、コンクリートの浅いくぼみにたまった小さな水溜まりを娘が発見

ね、ジャンプしていい?と目を輝かせてこちらを向く

いいよ、と同時にジャーンプ!の掛け声で水溜まりへ

ぴしゃん!

そして満面の笑みでこちらを見上げる

なんて無垢な笑顔なんだろう



俺も子どものころ、こうして親と手を繋いで笑っていたのかな

その時親はどんな思いでいたのだろう

その時俺は幸せだったのかな

ふとそんなことが頭をよぎることがある


今になってわかること

それは、二度とこない今この一瞬が本当はとても尊く、大切な時間であるということ

※写真は別の日のショットです

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